え~っと、前回は動物病院でだされる主な軟膏(皮膚外用剤)4種類について書きました。
最後の方に、漢方軟膏が気になる、、と書いていましたが、あれから調べてみました。
 
◎シウンコウ
成分:ゴマユ、シコン、トウキ、オウロン、トンシ
ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、外傷、火傷、かぶれ。
紫根(シコン)は殺菌・抗炎作用がある。豚脂(トンシ)ベースで少しニオイがあるが、膿のない乾性の皮膚症状向き。
◎アエンカナンコウ
成分:酸化亜鉛(亜鉛華)、軟膏基剤(ワセリン等)
皮膚疾患の収れん・消炎・保護・緩和な防腐、外傷、熱傷、凍傷、湿疹、皮膚炎、白癬、めんちょ(顔のデキモノ)、せつ(おでき)、よう(デキモノ)、その他の皮膚疾患によるびらん(水疱・濃疱がやぶれた状態)、潰瘍(カイヨウ-びらんより深い欠損)、湿潤面(ジュクジュクしたところ)。
患部を乾燥・保護し、炎症を和らげる。ジュクジュクした皮膚症状向きで、掻き壊した傷などに良い。
◎タイツコウ
成分:ゴマユ、ミツロウ、トウキ、ケイヒ、シャクヤク、ダイオウ、ジオウ、ゲンジン、ビャクシ
切傷、虫さされ、床ずれ、火傷など幅広い症状に。
常備薬に良いが、かゆみ、掻きむしり、ジュクジュクには不向き。
◎ベルクミン(中黄膏)
成分:オウバク、ウコン、軟膏基材
熱傷・外傷の化膿防止と治療、痔によるかゆみ・出血、おでき、粘膜のおでき、あせも、かぶれ、乳児のくさ(乳児の頭や顔にできる湿疹)、水虫によるびらんした患部、ひび、しもやけ、あかぎれ、肌あれ、ただれ。
患部が熱を持ったような症状に。
 
という事で、今回のちびの鼻のシワのカブレは、ジュクジュクしていたので「アエンカナンコウ」が良いかな~という結果に。
 
で、更に も~少し調べてみると、、
主成分の酸化亜鉛(亜鉛華)は、ベビーパウダーやタルカムパウダーに入っている鉱物の粉である。微細な粒子が水分を吸い、患部を乾燥させ、細菌繁殖を防ぐ。また、滑らかにして皮膚同士の摩擦を少なくし、古くから使われていた安全性の高い定番の薬だそうです。
 
亜鉛華軟膏、亜鉛華単軟膏、サトウザルベ20、サトウザルベ10という4種類あるようで、右へいくほど穏やかのようです。(主成分の量や基剤(ぬりやすくする為・有効成分を皮膚にとどめる為の軟膏のベース)の種類の差)
 
で、今回 注文したのが、、
 
 
 
 
佐藤製薬のサトウザルベ20
 
先ず届いて、想像していたより量は多いと思いました。
匂いは無臭ではありませんが、特に気になる匂いはありません。
舐めてみましたが、苦くもなく無味に近い感じでした。
自分の手の甲の傷に塗ってみましたが、白い固めの軟膏でノビが悪いです。最初はベタつきましたが、擦り込むとベタつきは消え、乾燥するせいか、やや突っ張り感がありました。
 
ちびには、擦り込めないので、厚くボッテリ白いままでしたが、朝晩と2回塗り、二日目の夜には、赤味もジュクジュクも腫れも消えていました。
発生以来、1ヶ月程経過しているので、そろそろ引く時期とたまたま重なっただけかな?とも思いましたが、実際、幹部が乾燥しているし、独特のシワの匂いもなく、カブレる以前から、拭くと真っ黒になっていたのに、うっすら汚れる程度なので、効果を感じています。ちびには効いたみたいです。
3日間塗り、4日目の今日は止めて様子をみています。
 
前記事で書いていた気になっていたステロイド薬も、念の為、注文していましたが、使わずに済みました。
 
 
 
 
 
佐藤製薬「ゲルネF」
詳細は前記事で、、、
 
で、よもぎが頬シワ?目の横辺りを、掻きむしっていたので、ゲルネFをコットンに含ませて拭きました。
やはりリドカインが入っているせいか、痒みはすぐにおさまったようでした。
 
サトウザルベとゲルネを症状によって使い分けようと思います。
 
 
 
ちびです。
寝ていたのに、ごめんね(笑)
 
 
 
 
サトウザルベは「ふくろう堂薬局」で注文しました。ゲルネFは、わりとどこででも売られているようですが、漢方軟膏は探すのに手間がかかりました。
 
 
 
 
ハイビスカスティーのサンプルがついていました。昨日の朝、夫が飲みましたが、いい感じがする!と言っていました(笑)